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サステナビリティ

温暖化による
極端現象発生リスク

気候変動に関するレポート『IPCC報告書』を元に、熱波や大雨など極端現象の発生リスクについてまとめました。

IPCC 第6次評価報告書 インフォグラフィック

IPCCとは

気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change)の略。

  • 世界気象機関(WMO)と国連環境計画 (UNEP)が設立
  • 気候変動の状態を評価する主要機関
  • 気候変動とそれが経済社会に及ぼす影響について科学的見解を提供

『IPCC第6次評価報告書』は2021年8月9日に発表。第5次評価報告書から8年ぶり。

『IPCC報告書』の要点

気候変動の現状
  • 気候変動に人間が影響しているのは疑う余地はない
  • 何世紀も何千年もなかった気候の変化が起きている
  • 人為的な気候変動が、極端現象(熱波、大雨、干ばつ、熱帯低気圧など)の発生に影響している
ありうること
  • 今後数十年の間に、二酸化炭素やその他の温室効果ガスの排出が大幅に減少しない限り、21世紀中に、1.5度の気温上昇を招く
  • 5つのシナリオ全てで、2021〜2040年に1.5度上昇の可能性が高い
  • 極端な高温、海洋熱波、大雨、干ばつ、熱帯低気圧、北極域の海氷、積雪・永久凍土の縮小など気候システムの変化の多くは、温暖化に直接関係して拡大する
  • 二酸化炭素の排出量が増加するシナリオでは、海洋と陸の炭素吸収源の効果が少なくなると予測される
  • 海洋、氷床、海面水位の変化は、百年から千年のスケールで進む
気候変動を抑えるために
  • 地球温暖化を特定の範囲に止めるには、二酸化炭素の累積排出量を制限し、少なくともネットゼロを達成し、その他の温室効果ガスも大幅に削減する必要がある
  • メタン排出の大幅な削減は、エーロゾルによる汚染が減少し、温暖化の抑制と大気汚染の改善になる

極端現象発生のリスク

1850〜1900年を1とした場合、気温の上昇によって、極端現象の発生頻度は次のように増える。

10年に一度レベルの熱波・高温の発生リスク
1度上昇1.5度上昇2度上昇4度上昇
2.8倍4.1倍5.6倍9.4倍
50年に一度レベルの熱波・高温の発生リスク
1度上昇1.5度上昇2度上昇4度上昇
4.8倍8.6倍13.9倍39.2倍
10年に一度レベルの大雨の発生リスク
1度上昇1.5度上昇2度上昇4度上昇
1.3倍1.5倍1.7倍2.7倍
10年に一度レベルの干ばつの発生リスク
1度上昇1.5度上昇2度上昇4度上昇
1.7倍2倍2.4倍4.1倍

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コンテンツのソース

『Sixth Assessment Report』(IPCC)
『Summary for Policymakers』(IPCC)
『IPCC第6次評価報告書(要約)』(環境省)
加速する地球温暖化、人類存亡の「厳戒警報」 IPCC報告書(AFPBB News)
【解説】「人類への赤信号」IPCC報告 気候変動に関する5つのポイント(BBC)
地球温暖化がいよいよ「赤信号」、国連IPCCが報告書で警告(TechCrunch)
気候変動政府間パネル(国際連合広報センター)
気温1.5度上昇、10年早まり21~40年に IPCC報告書(日本経済新聞)
IPCC報告書要旨 温暖化は人間の影響、排出ゼロ必要(日本経済新聞)


運営

櫻田潤

インフォメーション・デザイナー

インフォグラフィック専門のコンテンツレーベル「ビジュアルシンキング」運営。📚著書『たのしいインフォグラフィック入門』