
「ネットゼロ + 自然」計画とは
2022年末までの温室効果ガス排出の実質ゼロ(ネットゼロ)と、それ以降も同じ目標を達成できるようにするための計画。
ステップ1:温室効果ガス排出の削減
自社の活動からの直接排出(※1)と、他社からのエネルギー供給に伴う間接排出(※2)を2030年までに45%削減する。
※1:「Science-Based Targets」が定めるスコープ1
※2:同スコープ2
ステップ2:既存の炭素吸収源の保全
二酸化炭素の吸収源となる環境の保全に投資し、2021年末までに排出との相殺を目指す。特に熱帯雨林。
ステップ3:大気中の二酸化炭素の除去
2022年末までに、自然生態系の再生への投資を拡大。草地やマングローブ、健全な土壌を回復するプロジェクトなど。
Netflixの現状
二酸化炭素排出量
- 110万トン(2020年)
- 50%がNetflixオリジナル作品の物理的な制作過程で排出
ユーザーの視聴に伴う排出について
- 上記110万トンは、ユーザーの視聴に伴うインターネット通信、電子機器からの排出を除いたもの
- ストリーミング視聴に伴うカーボンフットプリントを計測する統一の方法を確立するための共同研究プロジェクト「DIMPACT」に参加
- Netflixを1時間視聴した際のカーボンフットプリントは、ガソリン乗用車が400メートル走った場合の排出より少ない
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コンテンツのソース
Net Zero + Nature: Our Commitment to the Environment(Netflix)
運営

櫻田潤
インフォメーション・デザイナー
インフォグラフィック専門のコンテンツレーベル「ビジュアルシンキング」運営。📚著書『たのしいインフォグラフィック入門』他