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サステナビリティ

新型コロナは
SDGsにどう影響
したのか?

国連による『持続可能な開発目標(SDGs)報告2020』の内容を元に、新型コロナの影響をまとめました。

SDGs 報告 2020 インフォグラフィック

SDGsに対する新型コロナの影響

目標1:貧困をなくそう

1日を1ドル90セント未満で暮らす「極度の貧困」の割合が、1998年以来となる増加の見込み。

目標2:飢餓をゼロに

「気候変動」「バッタの大量発生」「紛争」に加えて、「新型コロナ」が食料システムへの脅威に。

目標3:すべての人に健康と福祉を

医療の混乱により、数年前に逆戻り。5歳児未満の死亡、妊産婦の死亡が増加。

目標4:質の高い教育をみんなに

190カ国以上で全国的な学校閉鎖が実施され、少なくとも5億人がオンライン学習も受けられない状況に。

目標5:ジェンダー平等を実現しよう

外出制限により、女性や児童に対する家庭内暴力が増加する恐れ。

目標6:安全な水とトイレを世界中に

世界人口の40%にあたる30億人の家庭に基本的な手洗い設備がなく、感染対策が不十分。

目標7:エネルギーをみんなに そしてクリーンに

2018年にアフリカとアジアの6カ国で行った調査では、調査対象の内、4分の1の医療機関で電気が通じておらず、安定的な医療が困難。

目標8:働きがいも 経済成長も

世界大恐慌以来の景気後退で、一人当たりの実質GDP成長率は-4.2%。

目標9:産業と技術革新の基盤をつくろう

四半期ごとの製造業生産高の成長率(前年同期比)が2020年第1四半期で急落、-6%に。

目標10:人や国の不平等をなくそう

弱い立場の人ほど、コロナ禍の影響を受けやすく、不平等が拡大する恐れ。

目標11:住み続けられるまちづくりを

新型コロナ症例の90%以上が都市部に集中(※)。都市部に住む40億人には、スラム街の10億人含む。

※検査状況の影響あり

目標12:つくる責任 つかう責任

生活様式の変化は、消費と生産のあり方を見直すきっかけに。持続可能な未来を実現するための復興計画が求められる。

目標13:気候変動に具体的な対策を

温室効果ガス排出量は6%削減の見込み。ただし、気温上昇を1.5℃以内に抑えるために必要な7.6%削減には届かず。

目標14:海の豊かさを守ろう

人間活動の劇的な減少は、海洋環境回復の機会に(※)。

※回復の実態がわかるデータは現時点でなし

目標15:陸の豊かさも守ろう

野生動物の違法取引が感染症を助長。新型コロナに関しては、密猟が問題になっているセンザンコウが媒介生物の可能性あり。

目標16:平和と公正をすべての人に

戦争や紛争、迫害による被害が増幅し、世界の平和と安全の脅威に。

目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

移民の雇用、賃金低下によって、低中所得国への送金が約1000億ドル減少する見込み。


ソース

THE 17 GOALS(国連)
持続可能な開発目標(SDGs)報告(国連広報センター)
SDG Indicators(国連統計部)


著者

櫻田潤

インフォメーション・デザイナー

ミッションは、情報のデザインを通じて、社会の変革を支援すること。専門は、インフォグラフィックのデザイン。


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