22/23シーズンからオーバメヤンがつけることになったチェルシーの9番。
チェルシーでは長年、9番をつけた選手が成功できないことから「9番の呪い」と言われています。実際のところ、どうなのか歴代9番のプレミアリーグ得点数を調べてみました。

20年続く呪い
この20年で最も活躍したのは、ジミー・フロイド・ハッセルバインクで、プレミアリーグ得点王をとりました。
ハッセルバインク以降、歴代9番は奮っておらず、クレスポ、トーレス、ファルカオ、モラタ、イグアインといった実績十分の選手が10点取れればいい方で、確かに「9番の呪い」と言いたくなります。
そんな中、一筋の光となったのが、19/20シーズンのタミー・エイブラハムで、当時監督だったランパードが、補強禁止処分の中でアカデミー出身の若手に出場機会を与え、メイソン・マウントやリース・ジェイムズたちとともにチームの主力に抜擢しました。
このシーズン、エイブラハムは15得点をとり、チェルシーのチャンピオンズ・リーグ出場権獲得に貢献。次のエースと期待されましたが、翌年、監督が代わると出場機会を減らし、21/22シーズンにセリエAのローマに移籍してしまいます。
代わって9番をつけたルカクも思うように結果が出せず、1年でインテルへローン移籍。
22/23シーズン、オーバメヤンが「9番の呪い」に挑みます。
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櫻田潤
インフォグラフィック・デザイナー
インフォグラフィック専門のコンテンツレーベル「ビジュアルシンキング」運営。📚著書『たのしいインフォグラフィック入門』他