サッカービジネスに関するデータ分析を行っている「Football Benchmark」が、欧州8カ国のリーグ王者のビジネスを比較したレポート『THE EUROPEAN CHAMPIONS REPORT 2023』を出しました。
今回はそのデータを元に、各チームの営業収益、税引後利益/損失を比べるインフォグラフィックを作りました。
比較対象は、欧州8リーグの21/22シーズン王者です。
- マンチェスター・シティ(イングランド)
- レアル・マドリード(スペイン)
- パリ・サンジェルマン(フランス)
- バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)
- ACミラン(イタリア)
- アヤックス(オランダ)
- ポルト(ポルトガル)
- トラブゾンスポル(トルコ)
資金力の差が顕著
同じリーグのチームではなく、各国のチャンピオンを比較しているところがこのデータの面白いところ。営業収益、人件費(選手・スタッフ)の上位を見ると、イングランド、スペイン、フランス、ドイツが占めており、リーグの資金力の差が現れています。
その中でも、2年連続で営業収益トップとなったのがマンチェスター・シティで、利益もトップと、他チームと比べて堅調さが目立ちます。一方、パリ・サンジェルマンは営業収益こそ、シティ、レアルに続きますが、メッシ、ハキミらを獲得した昨シーズンは人件費が前年比で45%増となり、大きな損失を出しています。
また、営業収益の内訳を見ると、上位2チームは「BROADCASTING(放送)」の割合が大きく、度々話題になるプレミアリーグの放映権高騰が数字に反映されていそうです。
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制作
櫻田潤
インフォグラフィック・デザイナー